ご冥福をお祈りいたします。

非常に、残念でなりません。

無罪判決

おめでとうございます。 Google News 判決要旨

Winnyキャッシュファイルシステム

相変わらずの年単位更新ですが、紹介しておきます。 Winnyキャッシュファイルシステムを作りました WinnyキャッシュファイルシステムをNorton AntiVirusでスキャンした結果

というわけでエイプリールフールネタでした

そろそろ「P2Pファイル共有の次」を考えるべき時期かなと思うので、せっかくなので4年前の4/1ネタに引っかけたのが今回のネタです。 エイプリルフールネタといいつつほとんどが嘘ではなく、動画共有サイトニコニコ動画をベースに、ニコニコ内の動画について…

最近のファイル共有動向について

お久しぶりです。 しばらく表舞台から遠ざかっていたのですが、昨年ぐらいから、動画などの大容量ファイルの情報共有システムに関して新しい動きがありますので、せっかくなので紹介してみようかと思います。ご存じない方も多いかもしれませんが、実はこの新…

削除要求できるWinny

高木さんの記事については、ちょっと極端すぎるのではないかと考えています。 Winnyが目指そうとしていた管理能力は、squirtのようなものではなく、第一公開者の力が強い者ではないかと予想していました。Winny1の頃から、簡易電子署名としてトリップ機能が…

有罪判決

玉虫色の判決でした。先送りですね。 著作権侵害がネット上にまんえんすること自体を積極的に企図したとまでは認められないと、検察側の最大の主張そのものは退けられてはいるものの、 やり取りされているファイルのかなりの部分が著作権の対象となるものだ…

Google Code Search

そうそう、ソースコードのようなものも入っているのを確認しました。

Safety Disclosure Find Winny

ああ、出てしまいましたね……。いまだに私は、このソフトウェアのアプローチは極めて危険だという考えを改められずにいます。この「Safety Disclosure」のフリをした破壊的なプログラム(ウイルス)が配布された場合、イーディーコントライブさんはどのように担…

検出ツールの開発者が語る,「Winnyを検出する方法」 : ITpro Watcher

気になる点があったため、以下のようなコメントを送ってみました。 Winny検出技術についての記事を読ませていただきました。ここ数週間で市場を広げているWinny検出について整理された良い記事だと思うのですが、Winnyで使われている暗号について、誤解を招…

自己解凍書庫

なお、同様のことが、一般的な自己解凍書庫にも言うことができます。以前、ActiveXをやめてセキュリティを後退させてしまったWebUDという記事がありましたが、一般人が圧縮を行う単純な自己解凍書庫では電子署名を利用することが困難であり、潜在的に危険な…

実行形式による配布の危険性

あまり、特定のソフトウェアをあげつらうような事はしたくないのですが、もしかすると危険だと思うので取り上げます。イーディーコントライブさんのSafety Disclosure Find Winnyというソフトウェアが複数のニュースサイトで紹介されていました。プレスリリ…

Winny.infoとしての立場

この数週間のWinnyに関する動きに対しての、この別館も含めたWinny.infoとしての立場を表明しておきます。 Winny個人情報流出まとめの長い長いリストを見るまでもなく、Winnyを含むファイル共有アプリケーションを基盤とした情報漏洩型ウイルスの「普及」が…

Winnyによる情報流出

一連の事件に対する議論を見ていると、よく比喩論を用いて分かりやすく説明をしようとする試みがよく見られます。ですが、WinnyのようなP2Pモデルによる情報配布アプリケーションには特殊な点がいくつかあるので、それは共有しておくべきでしょう。特にWinny…

トラフィック解析

最近、本当にファイル共有アプリケーションを利用した情報漏洩型ウイルスが酷いので、改めて分かりやすく書いておきますね。 Winnyは大規模なトラフィック解析には勝てません。 ネットエージェントさんなどがやっているように、あるファイルを誰が最初にWinn…

ポエニー

id:ultraist:20051204:1133718038 デー - ポエニー(途中) ということで、PerlD言語によるWinnyプロトコル互換アプリケーションです。本当にごめんなさい、ろくに中身を見ずに大嘘を書いていました。

WinnyRing

はてなさんで新しいサービスが始まっていたので、早速WinnyRingを作ってみました。自由参加にしてありますので、Winnyの技術や社会的貢献について興味のある方はご参加くださいませ。

Winnyの技術発売から一ヶ月

さて、そろそろ欲しい方には行きわたったみたいですね。 近所の本屋で見かけたらもう第3版になっていました。

訂正

第1版第3刷ですね。指摘ありがとうございます……。 ∧||∧ ( ⌒ ヽ ∪ ノ ∪∪

Winnyの技術 isbn:4756145485

| | | | ∧∧ とりあえず、Fingerprint 置いておきますね。 |_|(´・ω・`) |桃|o ヾ | ̄|―u' 16B6 7953 A7C1 2DCA 9DEF C7D1 2546 1CCE C03F 2BA3 """""""""""""""" 言及リンク集リンク Winnyの技術 isbn:4756145485 blogmap Public Key Server -- Index ``0…

第02回 テキストメッセージに注目する

さて、今回からソースコードの中身を見ていくことにします。今回使っているのは、配布されているWinny2のバイナリから逆に生成したソースコードですので、作者47氏の意図が見えづらくなってしまっています。そこで、逆生成によっても変化する余地のないメッ…

第01回 ソースコードを眺めてみる

対象となるソースコードのアーカイブには、4個のディレクトリと236個のファイルが含まれています。まずは最初は、含まれるファイルの一覧から分かる範囲で切り分けてみることにします。 とにかく展開してみる とにもかくにも、アーカイブを展開してみないこ…

第0回 はじめに

はじめに 今回の連載記事は、某所にあるWinny2のソースみたいなものを資料にして、Winnyの仕組みを眺めてみようというものです。47氏やソースみたいなものの公開者に許可は取っていませんので、ソースみたいなものがある場所にリンクは張りません。各自で探…

暇つぶし企画

某所で予告したとおり、暇つぶし企画をはじめようかと思います。

ブログモード

はてなブログモードが正式リリースされていたので、そっちに切り替えてみました。

Interest in File-Sharing at All Time High

全体の参加者数が1000万近いというのはさておき、FastTrackがかなり減っていているのは意外でした。 日本国内での利用者は100万人規模と言われていますが、それと比べるとやはり大きいですね。もっとも、国内の調査はアンケート調査なので、比較してはいけな…

そういえば

Winnyの技術。なかなか難しい状況になってしまったのかな。

短くまとめると

ちょっとだらだら長くなってしまったので、短くまとめます。 Winnyはファイルを要求・取得する側にとって、無駄の少ない作りになっています。 Shareはファイルを公開するという目的をもう二歩くらい推し進めています。 この違いはどちらが良い、というのもで…

とりあえずこのあたりで。

あと重要なのは、クラスタ化の話ですね。P2Pネットワークを組み上げていく上で重要なポイントがいくつかあるので、もう少し下調べしてから書こうかと思います。

キャッシュの配布

まず、おそらくShareの最大の特徴として認識されている強制拡散ですが、効果としてWinnyの中継転送と似ているというだけで、それを実現するメカニズムとして見るべき点はあまり無さそうに思えたので割愛します。 まず、キャッシュの扱いとして一番違う点を最…