2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

自己解凍書庫

なお、同様のことが、一般的な自己解凍書庫にも言うことができます。以前、ActiveXをやめてセキュリティを後退させてしまったWebUDという記事がありましたが、一般人が圧縮を行う単純な自己解凍書庫では電子署名を利用することが困難であり、潜在的に危険な…

実行形式による配布の危険性

あまり、特定のソフトウェアをあげつらうような事はしたくないのですが、もしかすると危険だと思うので取り上げます。イーディーコントライブさんのSafety Disclosure Find Winnyというソフトウェアが複数のニュースサイトで紹介されていました。プレスリリ…

Winny.infoとしての立場

この数週間のWinnyに関する動きに対しての、この別館も含めたWinny.infoとしての立場を表明しておきます。 Winny個人情報流出まとめの長い長いリストを見るまでもなく、Winnyを含むファイル共有アプリケーションを基盤とした情報漏洩型ウイルスの「普及」が…

Winnyによる情報流出

一連の事件に対する議論を見ていると、よく比喩論を用いて分かりやすく説明をしようとする試みがよく見られます。ですが、WinnyのようなP2Pモデルによる情報配布アプリケーションには特殊な点がいくつかあるので、それは共有しておくべきでしょう。特にWinny…

トラフィック解析

最近、本当にファイル共有アプリケーションを利用した情報漏洩型ウイルスが酷いので、改めて分かりやすく書いておきますね。 Winnyは大規模なトラフィック解析には勝てません。 ネットエージェントさんなどがやっているように、あるファイルを誰が最初にWinn…